• 本

阿久留王

出版社名 文芸社
出版年月 2003年8月
ISBNコード 978-4-8355-6162-2
4-8355-6162-7
税込価格 1,320円
頁数・縦 223P 20cm

商品内容

要旨

迫り来るヤマトタケルの東征軍、迎え討つ蝦夷の雄・阿久留王。『古事記』『日本書紀』の背後に秘された日本草創期における悲劇の英雄の物語。

出版社・メーカーコメント

「吾はここまで戦った。そして今日死ぬ。しかし、吾が死んだとき蝦夷が滅びるのではない。吾が死によって蝦夷民がヤマト朝廷に戦いを宣言するときである。それを思えばこれほど嬉しいことがあろうか」。阿久留王の流した泪は、自分の戦いに満足した嬉し泪であった――。ヤマトタケル率いる東征軍の熾烈を極めた攻撃に真っ向から迎え撃ち、拷問による降伏勧告にも屈しなかった阿久留王。日本の草創期に秘された伝説をありありと浮かび上がらせた労作。

著者紹介

露崎 清美 (ツユザキ キヨミ)  
昭和21年千葉県生まれ。会社経営のかたわら、古代史を研究。特に、地元に眠る伝説を発掘、研究。ヤマトタケル伝説を全国規模で収集し、ヤマトタケル東征研究会を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)