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歯周病が寿命を縮める 日本人が知っていそうで知らない歯の話

出版社名 法研
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-86513-382-0
4-86513-382-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 175P 21cm

商品内容

要旨

歯のケアを変えたら血管が若返る。

目次

第1章 口の中は細菌でいっぱい(改めて注目したい「口」の重要性
口の中に広がる見えない世界
悪玉菌がトラブルを引き起こす
口内細菌はからだの外からやってくる)
第2章 変わりゆく「歯のトラブル」(食事が変わると歯のトラブルも変わる
虫歯のでき方は2つある
歯周病が新たな国民病に
世界とニッポンの歯科事情)
第3章 口から始まる全身病、歯原性菌血症(全身で起きている口内細菌との闘い
問題は歯周病菌がまねく慢性炎症
歯原性菌血症がさまざまな病気につながっていく
「歯みがき中止」で体内に毒素が増える)
第4章 1回5分の「3DS」が健康寿命を延ばす(従来のケアのしかたが不十分な理由
悪玉菌退治の秘策は「3DS」
「3DS」の始め方
これで完璧!歯のケア)
第5章 歯を守り、からだを守る暮らし方のポイント(人はなぜ病気になるのか
生活改善のポイントは「歯のケア」
歯の健康を保つための栄養学
歯とからだを守る)

出版社・メーカーコメント

近年、歯周病は歯原性菌血症という血管内の病気によるものであり、血管障害として非常に多くの疾患と関連があることがわかってきました。たとえば脳卒中や心筋梗塞、アルツハイマー病も歯周病と口内の細菌叢の状態が深く関わっているのです。本書では、歯周の病原菌が血管内に入り込むしくみ、歯原性菌血症の影響、またそれらを防ぐための具体的な歯のケアを、食事や歯みがきなどのセルフケア、また歯科でのプロフェッショナルケアの両面から詳しく紹介します。

著者紹介

花田 信弘 (ハナダ ノブヒロ)  
鶴見大学歯学部探索歯学講座教授。1953年福岡県生まれ。福岡県立九州歯科大学歯学部卒業、同大学院修了。米国ノースウェスタン大学博士研究員、九州歯科大学講師、岩手医科大学助教授、国立感染症研究所部長、九州大学教授(厚生労働省併任)、国立保健医療科学院部長を経て、2008年より鶴見大学教授。この間、健康日本21計画策定委員、新健康フロンティア戦略賢人会議専門委員、内閣府消費者委員会委員、日本歯科医学会学術研究委員会委員長を務める。現在、日本歯科大学、明海大学、東京理科大学の客員教授、長崎大学、新潟大学、東京医科歯科大学の非常勤講師、NEDO評価委員を併任している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)