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エス

角川ホラー文庫 Hす1−8

出版社名 角川書店
出版年月 2013年5月
ISBNコード 978-4-04-100853-9
4-04-100853-0
税込価格 748円
頁数・縦 319P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「貞子の呪い」は終わっていなかった!!
    日本中を恐怖の渦に巻き込んだ「リング」シリーズの最新刊です。 
    ある死刑囚の死刑執行のシーンから始まる物語。
    映像制作会社に勤める安藤が手に入れた男の首吊り動画。
    解析していると少しずつ動画に異変が、、、。

    前作までのシリーズときちんと繋がっていて、
    「あぁ、こうだったのか!」と思わずにはいられません。
    読み終わった後、また「リング」から読み直したいと思わされます。
    暗く不気味な出だしから、
    次々と謎を解いていくスピード感、
    最後には切なさが残る、、、。
    読み手の感情もどんどん動かされる作品です。

    (2013年12月4日)

商品内容

要旨

映像制作会社に勤める安藤孝則は、ネット上で生中継されたある動画の解析を依頼される。それは、中年男の首吊り自殺の模様を収めた不気味な映像だった。孝則はその真偽を確かめるため分析を始めるが、やがて動画の中の男が、画面の中で少しずつ不気味に変化していることに気づく。同じ頃、恋人で高校教師の丸山茜は、孝則の家で何かに導かれるようにその動画を観てしまうのだった。今“リング”にまつわる新たな恐怖が始まる。

出版社・メーカーコメント

中年男の首吊り自殺の模様を中継した不気味な動画。その真偽の解析を依頼された安藤孝則は動画の中の男が少しずつ不気味に変化していることに気付くが……!? 「リング」シリーズ新作。新たな恐怖の胎動!

著者紹介

鈴木 光司 (スズキ コウジ)  
1957年、静岡県生まれ。慶應義塾大学仏文科卒。90年「楽園」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞しデビュー。吉川英治文学新人賞を受賞した『らせん』など、メッセージ性の強いエンタテインメントを発表し、日本文学に新境地を拓いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)