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禍家

角川ホラー文庫 Hみ2−11

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2013年11月
ISBNコード 978-4-04-101099-0
4-04-101099-3
税込価格 704円
頁数・縦 302P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 中学生が主人公ということで、
    とても暖かくてほほえましいシーンがあったり、
    恐怖一辺倒でないのも読みやすいです。
    徐々に明らかになっていく町と家の過去、
    クライマックスの手に汗握る描写は特に惹きこまれます。

    緩急のバランスが絶妙なこの作品です!

    (2021年8月19日)

商品内容

要旨

12歳の少年・棟像貢太郎は、両親を事故で失い、東京郊外の家に越してきた。しかし、初めて見るはずの町並みと家になぜか既視感を覚えると、怪異が次々と貢太郎を襲い始める。ひたひたと憑いて来る足音、人喰いが蠢く森、這い寄る首無しの化物。得体の知れない恐怖に苛まれながらも、貢太郎は友達の生川礼奈とともに、怪異の根源を探り始める。やがて貢太郎が見舞われる、忌まわしい惨劇とは!?背筋が凍る、戦慄の怪異譚!!

著者紹介

三津田 信三 (ミツダ シンゾウ)  
2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)