• 本

空の絵本

講談社の創作絵本

出版社名 講談社
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-06-132487-9
4-06-132487-X
税込価格 1,540円
頁数・縦 〔32P〕 24cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 詩人・長田弘さん×絵本作家・荒井良二さんのコンビで『森の絵本』に引き続き、新しい絵本が登場しました。年の瀬が近づき、気がつけば1日はあっという間に過ぎてしまいます。そんな中、ふと立ち止まって『空の絵本』を開いてみると、そこには、だんだんだんだん、空が移り変わってゆく様子が描かれていました。店から空の様子を見ていると、風や雲やお天気や、朝から夜へと移り変わる時間や光で、空や町の風景は日々違っています。だんだんだんだん移り変わってゆきます。1日1日は、あざやかであることを思い出しました。今日の空は厚い雲がもくもくと流れ、雨が降れば雪になりそうです。寒い季節ですが、ピンとはった空気の中で、空を見上げてみてはいかがでしょうか?どんな空が見えますか?そして、絵本の中の空の風景にも、ぜひ出会われてください。

    (2014年3月31日)

商品内容

要旨

詩人・長田弘が生みだした美しいことばの粒。かけがえのない一日一日の鮮やかさ。絵本作家・荒井良二がかみしめ、味わって、一枚一枚の絵に描ききった珠玉の一冊。

出版社
商品紹介

雨の音、風の動き、自然が語る姿を詩人・長田弘と画家・荒井良二が見事に捉え一冊の絵本に仕上げた珠玉の一作。かわりゆくものとかわらない様が描き出されている。

おすすめコメント

【1】じーん(‐。‐)〜【2】自然/空/雨/風/光/大人向け絵本【3】小学生以上【4】7分【5】32ページ【6】240×190mm【7】空は色々な姿を見せてくれます。晴れた青、曇った灰色。夕焼け空、そして夜の闇に輝く星々。そんな美しい自然に触れられる一冊。私たちの心も清らかになります。(読み聞かせにオススメ)

著者紹介

長田 弘 (オサダ ヒロシ)  
1939年、福島市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。詩人として活躍。1982年、『私の二十世紀書店』で毎日出版文化賞、1998年、『記憶のつくり方』で桑原武夫学芸賞、2000年、『森の絵本』(絵・荒井良二)で講談社出版文化賞絵本賞、2009年、『幸いなるかな本を読む人』で詩歌文学館賞、2010年、『世界はうつくしいと』で三好達治賞を受賞。NHKのEテレ『視点・論点』出演や、読売新聞・東京新聞(中日新聞)での連載も好評
荒井 良二 (アライ リョウジ)  
1956年、山形県生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。1990年、「MELODY」発表。1991年、「キーツ賞」に『ユックリとジョジョニ』を日本代表として出展。1997年、『うそつきのつき』で小学館児童出版文化賞、1999年、『なぞなぞのたび』でボローニャ国際児童図書展特別賞、2000年、『森の絵本』(作・長田弘)で講談社出版文化賞絵本賞、2005年、スウェーデンの児童少年文学賞「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」、2006年、「スキマの国のポルタ」で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)