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ゲーテ『イタリア紀行』を旅する

集英社新書 ヴィジュアル版 007V

出版社名 集英社
出版年月 2008年2月
ISBNコード 978-4-08-720432-2
4-08-720432-4
税込価格 1,320円
頁数・縦 262P 18cm

商品内容

要旨

ゲーテには、文豪という顔のほかにワイマール公国の顧問官という政治家の顔もあった。7歳年上の人妻、シュタインとのかなわぬ恋に疲れたゲーテは、遁走するようにイタリアへの旅に出る。しかしイタリアは、ゲーテにとって若い日から夢見た憧れの「都」でもあった。北イタリアの諸都市からローマ、ナポリ、シチリアへとつづく旅は、好奇心に満ち満ちている。そしてゲーテは、その1年10ヶ月におよぶ旅を、克明な日記に書き残した。本書は文豪の「知の旅」を辿り、それを体感するものである。

目次

第1章 イタリア出発までのゲーテ
第2章 ブレンナー峠からヴェローナまで
第3章 ヴェローナからヴェネツィアへ
第4章 ヴェネツィア
第5章 ヴェネツィアからローマまで
第6章 第1次ローマ滞在
第7章 ローマからナポリへ
第8章 ナポリからシチリアへ
第9章 第2次ローマ滞在

著者紹介

牧野 宣彦 (マキノ ノブヒコ)  
1945年生まれ。早稲田大学文学部ドイツ文学科卒。旅行会社に就職し、日本ではじめてウィーンの「ニューイヤー・コンサート」ツアー、ミラノ・スカラ座のオペラ・ツアーなどを企画する。その後、シエナのレストランで修業し、ボローニャに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)