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江戸のセンス 職人の遊びと洒落心

集英社新書 0500

出版社名 集英社
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-08-720500-8
4-08-720500-2
税込価格 748円
頁数・縦 174P 18cm

商品内容

要旨

扇子職人の浅草文扇堂主人が語り尽くす、江戸職人、庶民のセンス、発想、そして粋のスピリット。江戸の職人は円周率も知らないのに、なぜ文様を描けたのか。「見立て」「のぞき」、そして江戸流の「粋」とは。江戸と京都の職人の違い。江戸庶民の通な遊び。江戸のデザインの特徴等々、江戸職人、庶民文化の生き証人とも言うべき荒井修の膨大な知識を、案内人いとうせいこうがとことん引き出す。江戸のセンスが身につく一冊。

目次

第1章 江戸職人のデザイン(1)技法と技術(「のぞき」―どれだけ描かないか
空き地のつくり方 ほか)
第2章 江戸職人のデザイン(2)見立て(「見立て」という文化
玉三郎丈の扇子 ほか)
第3章 職人の発想(日本独特の形に描く
色でどう見せるか ほか)
第4章 デザインで遊ぶ(お年玉袋、祝儀袋の世界
会触れ ほか)
第5章 職人の美意識(今の徒弟制度
親方と弟子 ほか)

出版社・メーカーコメント

江戸職人、庶民のセンスが見えてくる!いとうせいこう氏を案内人に、扇子職人の浅草・文扇堂主人が語り尽くす、江戸職人、庶民の遊び心、発想、そして粋のスピリット! これ一冊で、あなたも江戸人のセンスが身につく。

著者紹介

荒井 修 (アライ オサム)  
1948年東京、浅草生まれ。日本大学芸術学部卒業。荒井文扇堂四代目社長。桑沢デザイン研究所講師
いとう せいこう (イトウ セイコウ)  
1961年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。出版社勤務を経て、活字、音楽、舞台、テレビなど、ジャンルを超えて表現活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)