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福島第一原発−真相と展望

集英社新書 0628

出版社名 集英社
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-08-720628-9
4-08-720628-9
税込価格 770円
頁数・縦 189P 18cm

商品内容

要旨

福島原発事故の直後にCNNでレベル7を指摘したガンダーセンは、スリーマイル島原発事故も含め、原発トラブルについての豊富な知識と経験を持つ。福島をめぐっても、情報が錯綜する中で的確な分析と警告を公表し、注目されてきた。三号機や四号機の潜在リスクも指摘している。隠された事故の真因とは何か?今後起こり得る危機には何があるのか?どのような対処が可能なのか?漏洩した膨大な放射性物質の健康への影響は?米専門家が福島第一原発の深刻な現状を明らかにし、安全な未来への糸口を探る。

目次

序章 メルトスルーという新概念
1章 事故の真相とマーク1型のリスク
2章 福島第一原発の各号機の状況
3章 廃炉と放射性廃棄物処理
4章 深刻な健康被害
5章 避難と除染の遅れ
6章 原発の黒い歴史
7章 規制と安全対策
8章 脱原発に向けて

出版社・メーカーコメント

日本人必読! フクシマの現在と未来とは? メルトスルーした核燃料を回収する方法などあるのか。大量に漏洩している放射能での被曝はどうなるのか。再臨界の可能性は? フクシマの真相を、事故直後にレベル7を見抜いた米専門家が解説する。

著者紹介

ガンダーセン,アーニー (ガンダーセン,アーニー)   Gundersen,Arnie
1949年生まれ。原子力技術者。エネルギー・アドバイザー。レンセラー工科大学大学院修士課程修了。エンジニアとして全米で原子炉の設計、建設、運用、廃炉に携わり、米エネルギー省の廃炉手引書(初版)の共著者でもある。原子力業界の役員を務めた後に、妻のマギーと設立したフェアウィンズ・アソシエイツは、原子力発電に関する様々な調査分析や、訴訟・公聴会における専門家としての意見提供を行っている
岡崎 玲子 (オカザキ レイコ)  
1985年兵庫県生まれ。ジャーナリスト、ニューヨーク州弁護士。カリフォルニア大学ロサンゼルス校ロースクール(UCLA,LL.M.)修了。『レイコ@チョート校』でデビューし、『9.11ジェネレーション』で、黒田清・JCJ(日本ジャーナリスト会議)新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)