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剣闘士(グラディエーター) 血と汗のローマ社会史

中公文庫 も33−2

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-12-207130-8
4-12-207130-5
税込価格 1,056円
頁数・縦 341P 16cm

商品内容

要旨

ローマの平和と讃えられた地中海世界帝国において、数百年にわたり、史上唯一の公認殺人競技がなぜ続いたのか?剣闘士競技の起源や仕組みはどのようなものか?民衆はなぜ流血の見世物に熱狂したのか?剣闘士とその競技を通して、ローマ帝国の社会構造の深層をさぐる。

目次

第1部 ある剣闘士の手記
第2部 ローマ社会と剣闘士(剣闘士競技という見世物
生死を賭ける剣闘士
流血の見世物が終焉するとき)

出版社・メーカーコメント

奴隷制、円形闘技場……ローマ史を流血で彩った剣闘士(グラディエーター)の光と影。ローマ帝国の繁栄と衰退を史上唯一の公認殺人競技を通して描き出す。

著者紹介

本村 凌二 (モトムラ リョウジ)  
1947年、熊本県生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授。博士(文学)。専攻は古代ローマ史。主な著書に『薄闇のローマ世界』(サントリー学芸賞)。『馬の世界史』(JRA賞馬事文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)