暗約領域
新宿鮫 11
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2019年11月 |
ISBNコード |
978-4-334-91317-5
(4-334-91317-2) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 709P 20cm |
書店レビュー
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暗約領域
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
帰ってきた「新宿鮫」!鮫島と出会ってハードボイルドの世界に飛び込んだ男性諸氏も少なくないだろう。まさに警察小説の代表シリーズであり、金字塔である。鮫島を囲むメンバーもかわりつつも、魅力あるキャラにイメージがふくらむ。700ページを超える大作全編に、隙間なく漂う痺れ感。大沢ワールドここにありである。今作を読んで、本棚に並んだ既刊のシリーズを懐かしく読み返す読者の姿が目に浮かびます。
(2019年12月10日)
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商品内容
要旨 |
信頼する上司・桃井が死に、恋人・晶と別れた新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、孤独の中、捜査に没入していた。北新宿のヤミ民泊で男の銃殺死体を発見した鮫島に新上司・阿坂景子は、単独捜査をやめ、新人刑事・矢崎と組むことを命じる。一方、国際的犯罪者・陸永昌は、友人の死を知って来日する。友人とは、ヤミ民泊で殺された男だった―。冒頭から一気に読者を引き込む展開、脇役まで魅力的なキャラクター造形、痺れるセリフ、感動的なエピソードを注ぎ込んだ、八年ぶりのシリーズ最新作は、著者のミステリー&エンターテインメント作家としての最高到達点となった! |
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おすすめコメント
新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、北新宿のヤミ民泊・KSJマンションで「華恵新」と名乗っていた銃殺死体を発見した。新上司・阿坂景子の命で新人・田崎と組み、捜査を続けるが、公安部が「事件」を刑事部から奪い、捜査本部は解散した。鮫島と田崎は、公安が絡んでいた可能性に辿り着く。一方、タイにいる国際的犯罪者・陸永昌は、日本にいる幼なじみが殺されたことを知り、日本に向かう。その幼なじみとは、「華恵新」だった。鮫島の捜査と、永昌の動きが少しずつ交錯していくが、事件の背後には公安の密動が蠢き、さらに美貌の悪女が絡みついていた。