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なぜ『日本書紀』は古代史を偽装したのか

じっぴコンパクト 024

出版社名 実業之日本社
出版年月 2008年12月
ISBNコード 978-4-408-10745-5
4-408-10745-X
税込価格 838円
頁数・縦 230P 18cm
シリーズ名 なぜ『日本書紀』は古代史を偽装したのか

商品内容

要旨

古代史研究の異端児・関裕二が、独自の調査・取材・分析・考察からあぶり出した『日本書紀』に秘められた古代史最大の謎とは?日本書紀は天武天皇の命により編纂された…という通説を覆す数々の証左、そしてヤマト建国にさかのぼる数多の疑惑。はたして真実を葬り去った黒幕とは、いったい誰だったのか?しばし、古代のミステリーロマンに読みしれてはいかがだろうか…。

目次

序章 『日本書紀』は偽書なのか(なぜ古代史は謎めくのか
歴史を呪縛した『日本書紀』 ほか)
第1章 正史『日本書紀』にあるこれだけの謎(古代史にまつわる一つの諦念
年代設定に矛盾がある『日本書紀』 ほか)
第2章 『日本書紀』は誰のために書かれたか(「『日本書紀』は天武のために書かれた」という通説への疑問
天智と天武が対立した理由 ほか)
第3章 『日本書紀』はヤマト建国も改竄した(『日本書紀』はどこまでまじめに編纂されたのか
聖徳太子をめぐる奇妙な記述 ほか)
第4章 不比等が企てた『日本書紀』のカラクリ(『日本書紀』に隠された本当の謎
平安天智朝が守り抜いた『日本書紀』 ほか)

著者紹介

関 裕二 (セキ ユウジ)  
歴史作家。1959年千葉県柏市生まれ。奈良に通いつめ、独学で古代史を学ぶ。1991年に衝撃デビュー作『聖徳太子は蘇我入鹿である』を発表以来、古代をテーマに意欲的な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)