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凛として、ひとり 弱かった自分が強くなれた瞬間

出版社名 実業之日本社
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-408-10898-8
4-408-10898-7
税込価格 1,870円
頁数・縦 238P 20cm

商品内容

要旨

萬屋錦之介との結婚、離婚、中村プロの倒産、子どもの死―数多くの苦難に遭遇しても、私は負けない。波瀾万丈の人生から得たものとは?―。

目次

第1景 父と母(仏さまのご飯
父のお雑煮 ほか)
第2景 レビュー(初めての衝撃
宝塚に入りたかった ほか)
第3景 シネマ(『野良犬』
芸名 ほか)
第4景 結婚(恋愛は臆病で
出会いと別れ ほか)
第5景 奈落(重症筋無力症
二度死にかかった錦ちゃん ほか)
第6景 旅立ち(事故で突然に
さようなら錦ちゃん ほか)

出版社
商品紹介

女優淡路恵子は今年芸能生活60周年を迎える。萬屋錦之介との結婚、闘病生活、中村プロ倒産、子供の死と波瀾万丈人生から与たものとは。

おすすめコメント

女優・淡路恵子が、これまでの波瀾万丈の人生を赤裸々に綴った。芸能生活では黒澤明監督の『野良犬』にデビューして以来、ブルーリボン助演女優賞や日本アカデミー賞・優秀助演女優賞などを受賞し順調だったが、私生活ではフィリピン歌手ビンボー・ダナオ氏との結婚、離婚。そして歌舞伎役者で俳優の中村錦之助(後の萬屋錦之介)との再婚と壮絶な闘病生活、そして浮気による離婚。この間、中村プロが倒産し多大な借金を抱え、二人の子どもに先立たれるという不幸を経験した。いくどなく、絶望の崖っぷちに立たされた著者が凛として、強く生きてこれた理由とは? 人間、苦境に追い込まれると藁をも掴みたくなるが、「所詮は藁は藁よ、藁をつかんでも沈むだけ。最後に頼りになるのは自分だけ」と語る。著者の生に対する強い信条が、読者に生きる勇気と希望を与えてくれる。

著者紹介

淡路 恵子 (アワジ ケイコ)  
1933年(昭和8年)7月17日、東京生まれで、女優。本名は井田綾子。東京府立第八女子高等学を中退して、1948年に松竹歌劇団(SKD)の養成学校の松竹音楽舞踊学校に入学した。入学後、黒澤明監督に抜擢され、本名で新東宝映画の『野良犬』にデビュー。その後、芸名を淡路恵子とした。松竹歌劇団入団後に草笛光子さんたちと組んで「スリーパールズ」を結成し歌に踊りに大活躍。1953年からは松竹映画に出演、1960年代から東宝の「社長シリーズ」でレギュラー出演を果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)