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新説真田三代ミステリー 幸隆、昌幸、幸村の知られざるルーツと生涯

じっぴコンパクト新書 134

出版社名 実業之日本社
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-408-10962-6
4-408-10962-2
税込価格 838円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

本書は幸村と父昌幸、祖父幸隆の真田三代にわたる謎を、「史書」「伝承」「地形」「地図」「遺構」などから解明していくものである。時代考証家としての眼で、幸村の故郷・信州真田の郷を歩き、土地の記憶ともいうべき風景から歴史を見直した時、新たな発見や解釈が多数見つかった。真実とは何か。虚像と実像に迫る。

目次

第1章 真田三代の謎「歴史書・伝記」を解読する―真田幸村の足跡から真相を探る(幸村の虚像と実像―歴史に突如現れた真田幸村は本当に実在していたのか?
「幸村」という名の秘密―「幸村」という名前は後世の創作!? ほか)
第2章 真田三代の謎「伝承・文化」に触れる―真田家に伝わる遺品から史実を検証する(真田の郷での幸村像―幸村の顔のモデルになった肖像画の謎
幸村の鹿角の兜―幸村といえば「鹿角が定番」の兜は後世の創作か? ほか)
第3章 真田三代の謎「地理・地図」を読み解く―真田の郷の原風景に真田氏の記憶を探す(真田氏発祥の不思議―なぜ、真田三代は幸隆、昌幸、幸村なのか
真田の郷の街道―真田の郷は古来、信濃の中心地だった!? ほか)
第4章 真田三代の謎「地形・遺構」を訪ねる―真田氏のルーツを追い求めて(真田の郷の山城―砥石城崩れ、武田氏滅亡後に真田の郷全域が真田領に
真田氏の三つの館の謎―幸隆が砥石城を奪ってから、真田氏はどこを居住としていたのか ほか)

おすすめコメント

真田幸村の故郷・信州真田の郷で、真田三代にわたる新事実が続々と発見されている。謎多き真田三代の源流に時代考証家の著者が迫る。

著者紹介

山田 順子 (ヤマダ ジュンコ)  
時代考証家。1953年広島県生まれ。専修大学文学部人文学科卒業。ドラマ『JIN 仁』『一休さん』などの時代考証を担当。自らテレビ出演をして歴史解説を行い、江戸東京博物館の『ぶらぶら町人』などのイベントやテレビCMの時代考証も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)