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出雲大社の巨大な注連縄はなぜ逆向きなのか? 大国主神と古代史の謎を読み解く

じっぴコンパクト新書 161

出版社名 実業之日本社
出版年月 2013年9月
ISBNコード 978-4-408-33302-1
4-408-33302-6
税込価格 838円
頁数・縦 215P 18cm

商品内容

要旨

平安時代から「雲太、和仁、京三」と当時の三大建築物にうたわれた出雲大社。ちなみに「雲」が出雲大社、「和」が東大寺大仏殿、「京」が京都御所の大極殿のこと。注連縄から本殿まで、その巨大さが見るものを圧倒する出雲大社。その巨大さの謎や「縁結びの神様」として知られる大国主神の真実などを神話や風土記をもとに解明する。

目次

第1章 出雲大社をめぐる謎(本殿の高さは本当に四八メートルあったのか
九本柱で支えられた最古の建築様式「大社造」とは ほか)
第2章 大国主大神をめぐる謎(オオクニヌシは七つの名を持つ偉大な神
何度も死に、生き返る―記紀神話にみるオオクニヌシの成長儀礼 ほか)
第3章 出雲大社成立の謎を探る(出雲神話が『古事記』の三分の一を占めるのはなぜ
神話に登場する神社は出雲大社だけ? ほか)
第4章 平成の大遷宮と出雲大社の祭り(「平成の大遷宮」とは
「倒壊」から「造営と遷宮」をくりかえす ほか)
第5章 出雲という聖地(出雲大社のほかにもある神話ゆかりの神社
ヤツカミズオミツノノミコトの「国引き」神話とは ほか)

著者紹介

久能木 紀子 (クノキ ノリコ)  
神社・神道・古代史研究家。成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科卒。ピアノ教師を経て、ライターに転身。神社仏閣・旅・歴史・古代史・宗教などを主テーマに執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)