西洋美術史に残る女性像から珠玉の１００点を収録。その中から日本の女性像の第一人者、画家中山忠彦＆森本草介が着衣と裸婦それぞれのＴＯＰ１０をピックアップ、独自の視点で魅力を語る。

１章　着衣５０選―中山忠彦セレクション　Ｂｅｓｔ１０（エドガー・ドガ『若い婦人の肖像』
ディエゴ・ベラスケス『マルガリータ王女』
カミーユ・コロー『青い服の婦人』　ほか）
２章　裸婦５０選―森本草介セレクション　Ｂｅｓｔ１０（ドミニク・アングル『ヴァルパンソンの浴女』
ドミニク・アングル『グランド・オダリスク』
フランシスコ・デ・ゴヤ『裸のマハ』　ほか）
３章　番外編（アルブレヒト・デューラー『ニュルンベルクの女性』／エドゥアール・マネ『メリー・ローランの肖像』
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス『ダナイデス』／ジョン・エヴァレット・ミレイ『遊歴の騎士』
ルーカス・クラナハ（父）『妻アンナの肖像』／ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ『ヴェヌス・ヴェルティコルティア』　ほか）

『月刊美術』に掲載された西洋名画より女性像をセレクト。その見どころをビジュアルを中心に徹底的に紹介。