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ほんとうに使える数学 レベルアップ編

あなたの「理系力」が試される!

じっぴコンパクト新書 225

出版社名 実業之日本社
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-408-33521-6
4-408-33521-5
税込価格 880円
頁数・縦 222P 18cm
シリーズ名 ほんとうに使える数学

商品内容

要旨

「数学は人生を通して学ぶもの」―生徒が自発的にこの答えを導き出すために、20年にわたり啓蒙活動を精力的に続ける著者。数学に興味をもたせるためには、社会生活面での数学の応用を扱った「生きた題材」で学ばせることが重要であると提唱し、全国各地の小・中・高校での出前授業や著書にて実践。本書は、著者のゼミナール生からの提案で生まれた、今までの「生きた題材」による数学解説を2冊にまとめた集大成のうち、理系の読者にも十分堪能できる発展問題編である。

目次

第1章 「構造」の発想 代数編(偶数か奇数が決定する楽しい話題
整数計画問題にも目を向けよう
教育的効果が大きかった旧ISBN記号
都会vs.田舎)
第2章 「変化」の発想 解析編(投資の学びで必須となった「コール」と「プット」
ワールドシリーズより地区シリーズが怖い大リーグ最強チーム監督の心理
この選択はどちらが得か?
微積分の感覚が問われるとき)
第3章 「図形」の発想 幾何編(飲み会でウケる名刺手品
2枚の地図の不動点
長方形を見て「黄金比で美しい」という感覚
円の面積公式における循環論法)
第4章 「論理」の発想(6人寄れば「グラフ」の知恵
数学的帰納法とオモリの問題
数学科の学生に「ズルい!」と怒られた論理の話
大きい順に並べ替える方法)
第5章 「確率・統計」の発想(多人数から公平に1人を素早く選ぶ方法
野球と将棋が教えるデータ数の意義
偶然性のゲームと策略のゲーム
競馬の予想屋さんの確率)

著者紹介

芳沢 光雄 (ヨシザワ ミツオ)  
1953年東京生まれ。東京理科大学理学部教授(理学研究科教授)を経て、桜美林大学リベラルアーツ学群教授(同志社大学理工学部数理システム学科講師)。理学博士。専門は数学・数学教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)