猫が屋根から降ってくる確率 世の中の出来事は猫と科学で解明できる
じっぴコンパクト新書 227
出版社名 | 実業之日本社 |
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出版年月 | 2014年12月 |
ISBNコード |
978-4-408-33522-3
(4-408-33522-3) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 246P 18cm |
商品内容
要旨 |
「大地震」が予知できない理由、けれど噴火は予知できる。手放しで喜んではいけないノーベル賞。太陽光発電の落とし穴。気になる科学問題がすっきり解決。「シュレ猫」「K妻」「私」によって縦横無尽に繰り広げられる科学エッセイ! |
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目次 |
1 男と女のすれちがい |
出版社・メーカーコメント
知的好奇心を満たすサイエンスエッセイ!
猫好きサイエンス作家で、サイエンスZERO(Eテレ)の司会、ひるおび!(TBS系)コメンテーターとして活躍中の竹内薫氏による科学エッセイ集。 相対性理論で有名なアインシュタインは、ノーベル物理学賞では量子論の業績で受賞している。その理由とは、なかなかやっかいなもので選考委員の中に「相対性理論はインチキだ、絶対に認められない!」という頭の固い物理学者がいたせいとのこと。なるほど、だから受賞時あの舌をだした写真があったのか!? と思ってしまう(ふふふ)。 本題の「猫が屋根から落ちてくる確率」は何パーセントか? 物理学の視点から見ると、量子論の生みの親シュレディンガーは、アインシュタインと共に「確率的な予言しかできない」という点に猛反発し、アインシュタインはかの名言「神はサイコロを振らない」と述べた。つまり天気予報みたいな確率の考え方は物理学では値しないのだと考えた。だからそんな設問はありえん! のです。 本編は、飼い猫の「シュレ猫」、奥様の「K妻」、そして著者の「私」、そして時々愛娘「R嬢」による軽妙な会話を通して、現代科学をわかりやすく、ニュースだけではわからない科学界の裏側までをも縦横無尽に、科学のかおり漂う軽妙洒脱な文章でひもといていく。科学界のご意見番に何でも聞いてみよう!