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アイデア資本主義 文化人類学者が読み解く資本主義のフロンティア

出版社名 実業之日本社
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-408-33987-0
4-408-33987-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 221P 19cm

商品内容

要旨

資本主義の歴史を通じて空間・時間・生産の領域で広がってきたフロンティアは最早消滅しつつある。しかし、資本主義の本質は直線的な時間感覚と計算可能性に根付いた未来志向なのである。いま資本主義で起こっているのは内へと向かう発展であり、その最終段階として、ついに“アイデア資本主義”の時代を迎えた。未来は本当に脱・資本主義にあるのか。ミクロな視点から資本主義の壮大な歴史と最前線を読み解く。

目次

第1部 資本主義のフロンティアの消滅(資本主義の歴史の紐解きかた
空間のフロンティアとその消滅
時間のフロンティアとその消滅
生産=消費のフロンティアとその消滅
伝統的なフロンティアは消滅した)
第2部 アイデア資本主義の到来(インボリューション:内へ向かう発展
アイデアの時代へ
アイデア資本主義で起こること
資本主義のこれから)

著者紹介

大川内 直子 (オオカワチ ナオコ)  
東京大学教養学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。専門は文化人類学。修士課程在籍中に文化人類学の方法論をユーザーリサーチに応用することに関心を持ち、海外リサーチ案件を個人で請け負う。みずほ銀行本店営業第十七部に所属し、大手通信企業グループに対するコーポレート・ファイナンスに従事。2018年株式会社アイデアファンドを設立、代表取締役に就任。アイデアファンドではフィールドワークやデプスインタビューなどの手法を活かした調査を数多く手掛け、国内外のクライアントの事業開発・製品開発に携わる。その他、国際大学GLOCOM主任研究員、昭和池田記念財団顧問。1989年、佐賀県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)