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教科書ではわからない遺伝子のおもしろい話

じっぴコンパクト 034

出版社名 実業之日本社
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-408-45212-8
4-408-45212-2
税込価格 838円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

今、「遺伝子」の常識がくつがえっている―。かつては「DNA」を中心に考えられていた遺伝子の定義そのものが揺らぎ、ヒトの遺伝子の数はいまだに減り続けている。その背景にあるのが「RNA」という物質。実は最新の研究では、生命をコントロールしているのは「RNA」だと思える発見が相次いでいるのだ。本書では、そもそも遺伝子とは何なのか、その研究の歴史や仕組みをわかりやすく解説するとともに、最新の遺伝子事情をレポートする。

目次

1 設計図1・バクテリアも人間も仕組みは一緒(そもそも遺伝子はややこしい
明快すぎたメンデルの説明 ほか)
2 設計図2・30億のなかのたった1個の違い(DNAだってミスをする
30億のなかのたった1個の違い ほか)
3 作業員―すごいのはタンパク質だけじゃない(コピー機はすべるように転写する
遺伝情報を運ぶメッセンジャー ほか)
4 監督―砂漠で見つかった新大陸(RNAだけの世界があった
砂漠に見つかった新大陸 ほか)

出版社・メーカーコメント

「10万円であなたの将来が予測可能!?」「進化はDNAのミス!?」など、遺伝子の仕組みと最新の研究結果が簡単に理解できる知的冒険の書。

著者紹介

林崎 良英 (ハヤシザキ ヨシヒデ)  
1957年大阪生まれ。1986年大阪大学医学部大学院博士課程修了(医学博士)。1992年より理化学研究所ライフサイエンス筑波研究センタージーンバンク室研究員、1995年ゲノム機能解析研究グループプロジェクトリーダー、1998年ゲノム科学総合研究センター遺伝子構造・機能研究グループプロジェクトディレクターを経て、2008年より独立行政法人理化学研究所オミックス基盤研究領域・領域長。2004年文部科学大臣賞、2007年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)