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地図に秘められた「京都」歴史の謎

じっぴコンパクト文庫 も1−1

出版社名 実業之日本社
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-408-45673-7
4-408-45673-X
税込価格 704円
頁数・縦 191P 16cm

商品内容

要旨

地図の右側に「左京区」、左側に「右京区」があるのはなぜ?東京に行くのが「上京」で、京都に行くのが「上洛」になった理由とは?「西院」と書いて何と読む?…など、古都京都には地理・地名・地図に隠された歴史のエピソード、ちょっと変わった見どころ、ミステリースポットや不思議な地名がもりだくさん。定番の見どころを見てまわるだけでは気づかない「京都」を、より深く知るための1冊です。

目次

第1章 不思議地図―京都の謎を歩く(地図の右側に「左京区」左側に「右京区」がある不思議
京都独特の住所のあらわし方「上ル」「下ル」「東入ル」「西入ル」ってなに? ほか)
第2章 新名所案内―ガイドブックに載らないもうひとつの京都(いまも残る志士たちが駆け抜けた幕末の京都
東寺はあるのになぜか西寺が存在しない理由 ほか)
第3章 魔界案内―京都のミステリースポットをめぐる(鳥辺野―人々の亡骸が野ざらしにされた風葬の地
養源院―手形や体の形の血痕が天井に浮き上がる ほか)
第4章 珍名・奇名―ユニーク地名のルーツをさぐる(京の七口―今も地名に残る「口」とは何を指しているのか?
天使突抜―天使を突き抜けてしまう?なんとも大胆な地名 ほか)
第5章 歴史地図―都誕生の陰に“地の利”あり(日本三景のひとつ「天橋立」の建設日数はなんと三五〇〇年!
琵琶湖に次ぐ大きさ かつて京都に巨大な湖が存在した? ほか)

著者紹介

森谷 尅久 (モリヤ カツヒサ)  
1934年、京都市生まれ。立命館大学大学院文学研究科修士課程修了。都市文化史、生活文化史、情報文化史を専攻。京都市歴史資料館初代館長、京都市文化財保護審議会委員、平安遷都1200年協会理事、京都大学講師、栗東市芸術文化会館館長などを経て、武庫川女子大学名誉教授。京都の文化、祭事、歴史、風俗についての第一人者であり、京都検定公式テキストの監修も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)