• 本

十三の墓標

JOY NOVELS

出版社名 実業之日本社
出版年月 2006年11月
ISBNコード 978-4-408-50472-8
4-408-50472-6
税込価格 901円
頁数・縦 236,17P 18cm

商品内容

要旨

「パパが、ママが、帰ってこないの」警視庁捜査一課、岡部警部の部下・坂口を五歳の姪が訪ねて訴えた。姉夫婦に何が!?不吉な予感に襲われる坂口に、殺された義兄が福島県郡山近郊の石川町で見つかったという悲報が届く。現地に飛んだ坂口は、古典文学の研究者・吉川弘一から、数日前に義兄を佐賀県有明町で目撃したという証言を得る。二つの町には王朝の歌人和泉式部の史蹟があり、義兄は失踪直前に「イズミ」という言葉を残していた。事件の背景に和泉式部が関係しているのか!?やがて姉も他殺体で発見され、両親を喪った幼い姪のため、若き刑事は事件解決に乗り出した。

おすすめコメント

「パパが、ママが、帰ってこないの」……警視庁捜査一課、岡部警部の部下・坂口 を五歳の姪が訪ねて訴えた。姉夫婦に何が!? 不吉な予感に襲われる坂口に、義兄 が福島県郡山近郊の石川町で、殺されて見つかったという悲報が届く。現地に飛ん だ坂口は、古典文学の研究者・吉川弘一から、数日前に義兄を佐賀県有明町で目撃 したという証言を得る。二つの町には王朝の歌人和泉式部の史蹟があり、義兄は失 踪直前に「イズミ」という言葉を残していた。事件の背景に和泉式部が関係してい るのか!? やがて姉も他殺体で発見され、両親を喪った幼い姪のため、若き刑事は 真相究明に乗り出した――。旅情豊かに展開する、岡部警部シリーズの傑作長編!

著者紹介

内田 康夫 (ウチダ ヤスオ)  
コピーライター・CM制作会社経営を経て、1980年処女長編『死者の木霊』でデビュー。以後、『本因坊殺人事件』『「萩原朔太郎」の亡霊』など次々と話題作を発表し、人気作家の地歩を固める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)