マリアの骨 書き下ろし長編警察小説
JOY NOVELS
出版社名 | 実業之日本社 |
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出版年月 | 2011年2月 |
ISBNコード |
978-4-408-50531-2
(4-408-50531-5) |
税込価格 | 943円 |
頁数・縦 | 261P 18cm |
商品内容
要旨 |
機動捜査隊・浅草日本堤分駐所のベテラン辰見は相勤者の新米刑事小沼を残し、管轄外の火葬場にいた。殺害された少女の骨をその娘と拾っていたのだ。少なからぬ因縁を胸にしまい込んで、辰見は連続する娼婦殺しの犯人を追う!靴をすり減らし、目を血走らせて、ときには腐臭にまみれて死体に向き合い、正義を求め続ける刑事コンビの真実とは…。 |
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おすすめコメント
東京台東区浅草の日本堤分駐所に勤務する機動捜査隊のベテラン刑事辰見と新米の小沼のコンビが、下町の現場で事件に向き合うさまを描いた書き下ろし長編警察小説。所轄区域で起こった娼婦殺しは連続した快楽犯による疑いが濃かった。殺された女の一人と少なからぬ因縁のあった辰見は、日々の警邏任務の枠を離れて捜査に動き出す。若い小沼とともに靴をすり減らし、目を血走らせて、ときには腐臭にまみれて死体と向き合い、正義を求めて奮闘する。その驚きの苦い結末に、震える男たちの矜持がリアルに熱い。