• 本

黄金町クラッシュ

出版社名 実業之日本社
出版年月 2003年6月
ISBNコード 978-4-408-53437-4
4-408-53437-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 243P 20cm

商品内容

要旨

戦後の混乱期から街娼や特殊飲食店が存在する横浜・黄金町と初音町。この町で生を受け、裏社会の仲間と育った水沼清次は、女子高生を輪姦した蛭川組三兄弟の末弟の腹を匕首で抉る。出所後の清次が蛭川組の差し向けた関西ヤクザを仲間と共に大岡川に沈めたことで、蛭川組の怒りは頂点に達する。ヘルス経営を生業とする蛭川組は、黄金町再開発を隠れ蓑に為政者と結託。清次が育ち、黄金町でしか生きられぬ人々の拠り所である旅館、通称「リバーサイドホテル」を標的にし始めたのだ。非情な現実と凄絶な死が支配する書き下ろしノワール。

出版社
商品紹介

極悪非道の悪党だけを相手に血を見ることもいとわぬ金髪の清次。再開発を隠れ蓑にしたヤクザと為政者を屠る。書き下ろしノワール。

著者紹介

松本 賢吾 (マツモト ケンゴ)  
1940年千葉県生まれ。警察官、警備員、墓石職人など十数種類の職業を経た後、『墓標銘に接吻を』(学習研究社、双葉文庫)でデビュー。非情な文体と登場人物への細やかな視点が両立する作風でハードボイルド界の評価を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)