
砂漠
出版社名 | 実業之日本社 |
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出版年月 | 2005年12月 |
ISBNコード |
978-4-408-53484-8
(4-408-53484-6) |
税込価格 | 1,676円 |
頁数・縦 | 410P 20cm |
書店レビュー
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全2件
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直木賞また逃したが、相変わらずのおもしろさは見逃せない
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- けやき書房 (大阪府堺市中区)
男女5人の大学生の青春物語。いつもの通り音楽がバックにあって、今回作は麻雀とサン=テグジュペリが添えられている。麻雀が分からなくても楽しめるが、「1・4索でロン」のくだりで大笑いするには多少知ってる方がよいかも。5人のキャラがそれぞれ面白く、私は「俺たちがその気になれば砂漠に雪を降らすことっだってできる」と熱弁する西嶋君に惹かれる。
(2006年8月23日)
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- 平山書店 (秋田県大仙市)
もはや直木賞候補作の常連作家となった伊坂幸太郎の、約1年半ぶりの長編小説。舞台は仙台、5人の大学生が若さあふれる珍騒動を巻き起こす青春活劇である。社会という「砂漠」でしがらみにまみれながら暮らしている大多数の人の中にあって、学生時代を懐かしむ人は多い。卒業と同時に離ればなれになり、次第に音信不通になることがわかっていても、仲間と過ごすことをなによりも大事にしていた時期。「一番の贅沢は、人間関係の贅沢である。」この言葉には著者の仙台での学生時代の思いがいっぱいつまっていると思う。みずからの学生時代を思い出させ、たまらない郷愁につつまれる1冊である。(のり)
(2006年1月1日)
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商品内容
要旨 |
「大学の一年間なんてあっという間だ」入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン…。学生生活を楽しむ五人の大学生が、社会という“砂漠”に囲まれた“オアシス”で超能力に遭遇し、不穏な犯罪者に翻弄され、まばたきする間に過ぎゆく日々を送っていく。パワーみなぎる、誰も知らない青春小説。 |
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おすすめコメント
「大学の一年間なんてあっという間だ」麻雀、合コン、バイトetc…….普通のキャンパスライフを送りながら、「その気になれば俺たちだって、何かできるんじゃないか」と考え、もがく5人の学生たち。社会という「砂漠」に巣立つ前の「オアシス」で、あっという間に過ぎゆく日々を送る若者群像を活写。日本全国の伊坂ファン待望、1年半ぶりの書き下し長編青春小説!