
アコギなのかリッパなのか
出版社名 | 実業之日本社 |
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出版年月 | 2006年1月 |
ISBNコード |
978-4-408-53487-9
(4-408-53487-0) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 272P 20cm |
書店レビュー
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- 平山書店 (秋田県大仙市)
病弱だが心優しく芯の強い若だんながお供の妖怪といっしょに活躍するしゃばけシリーズでおなじみの畠中恵さんの作品。今回のは現代ものの一般小説である。21歳の大学生、佐倉聖は腹違いの弟を養うため、元大物国会議員の事務所に勤めている。聖は持ち前の頭のキレで、そこへ持ち込まれる日常のもめごとを解決してゆく。主人公の学生生活は一切描かれておらず、人物造形に一抹の物足りなさを感じるが、脇を固める個性的な代議士たちとのやりとりはとても面白い。肩を張らずに気楽に読める一冊である。 (のり)
(2007年3月7日)
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商品内容
要旨 |
21歳の大学生・佐倉聖は腹違いの弟を養うため、元大物国会議員・大堂剛の事務所に事務員として勤めている。ここに持ち込まれるのは、大堂の弟子にあたる議員からの様々な問題。飼い猫の毛の色が変わる謎、後援会幹部が何者かに殴打された事件の始末、宗教団体へ入信の秘書が寄進した絵画の奪還…などの厄介ごとに関わった聖は、元不良の負けん気と機転の利く頭で、センセイ方顔負けの“解決”を成しとげてしまうのであった―。昔は不良だった事務員が、元大物代議士のもとに持ち込まれる陳情、難題、要望から、その裏にある日常の謎を解決する現代ミステリー。 |
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出版社 商品紹介 |
元国会議員の事務所に勤める不良青年。この事務員、持ち込まれる事件の謎を解いてしまう。センセイ方の実態もリアルな現代ミステリー。 |