米空母エンタープライズを撃沈、ホーネットを大破した連合艦隊機動部隊は、その勢いに乗ってミッドウェー環礁空爆を敢行する。ミッドウェー環礁基地では、まさにその時、空母を無くし燃料も使い果たした艦載機が着陸態勢に入っており、なすすべも無く帝国航空隊の攻撃に壊滅状況に陥れられた。ここに、ミッドウェー海戦の帰趨は決定したのである。ミッドウェーを占領した連合艦隊司令長官・山本五十六は、南雲率いる第一機動部隊に、オアフ島出撃を命じる。真珠湾奇襲攻撃の際に残した、敵燃料基地を破壊するためである。第二次ハワイ海戦の火蓋が切って落とされた！！書下ろし戦争シミュレーション。