• 本

流氷の夜会

Joy novels

出版社名 有楽出版社
出版年月 2005年9月
ISBNコード 978-4-408-60338-4
4-408-60338-4
税込価格 922円
頁数・縦 271P 18cm

商品内容

要旨

緑深き峠の写真が招く連続殺人事件。智美の夫・新保公司の経営する会社が不況のあおりで業績不振となって以来、“喰い屋”と呼ばれる経済やくざが社内にたむろしはじめた。そんなおり自宅に届いた1通の手紙。なかにはどこかの山を写した航空写真が…。毎週土曜日ごとに写真は届き、同じ場所が次第に拡大されてくる。公司は場所が想定されてくるにしたがい怯えはじめ、ついには失踪してしまった。途方に暮れながらも夫の行方を捜す智美だが、その矢先、写真の場所とおぼしきヒョー越峠で、経済やくざ・鍬形の殺害死体が見つかった。

おすすめコメント

智美の夫・新保公司の経営する会社が不況のあおりで業績不振となって以来、“喰い屋”と呼ばれる経済やくざが社内にたむろしはじめた。そんなおり自宅に届いた1通の手紙。なかにはどこかの山を写した航空写真が・・・。毎週土曜ごとに写真は届き、同じ場所が次第に拡大されてくる。公司は場所が想定されてくるにしたがい怯えはじめ、ついには失踪してしまった。途方に暮ながらも夫の行方を捜す智美だが、その矢先、写真の場所とおぼしきヒョー越峠で、経済やくざ・鍬形の殺害死体が見つかった!秘境にこもる殺意と怨念。謎の写真が暴くものは狂気か復讐か―。

著者紹介

森村 誠一 (モリムラ セイイチ)  
1933年埼玉県生まれ。10年にわたるホテル勤務を経て69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で第26回日本推理作家協会賞をそれぞれ受賞。その後も『人間の証明』や棟居刑事シリーズなどで人気を博す。社会派推理小説の第一人者だが、最近は歴史小説にも活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)