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京都・城崎、怨嗟の殺人ルート 書下ろし旅情ミステリー

JOY NOVELS

出版社名 有楽出版社
出版年月 2006年7月
ISBNコード 978-4-408-60383-4
4-408-60383-X
税込価格 943円
頁数・縦 236P 18cm

商品内容

要旨

京都の名門旅館「鍵屋」の板前補佐・松岡が自宅で殺された。偶然、鍵屋主人と打ち合わせをしていた旅行代理店「WTA」の調査員・秋月は、主人に頼まれて、独自に事件を調べることになった。殺された松岡は、老舗漬物店の長男に生まれ、一流料亭で料理長までつとめたほどの腕の持ち主だったが、酒癖の悪さから離婚し身を持ち崩したらしい。松岡の過去を探るべく、秋月は宮津にいる松岡の娘・香織を訪ねるが、なぜか香織の恋人・真司に追い払われてしまう。やがて松岡の周辺で、真司に似た茶髪の若い男が目撃されていたことがわかるが、その矢先、事件は思いがけない展開を見せる。

著者紹介

金久保 茂樹 (カナクボ シゲキ)  
1947年、東京生まれ。紀行作家、料理評論家などを経て、1999年『龍の道(ドラゴンレール)殺人事件』(祥伝社)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)