
帝国傭兵軍団、制圧せよ 書き下ろし架空戦記
JOY NOVELS SIMULATION
| 出版社名 | 有楽出版社 |
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| 出版年月 | 2006年7月 |
| ISBNコード |
978-4-408-60387-2
(4-408-60387-2) |
| 税込価格 | 943円 |
| 頁数・縦 | 242P 18cm |
商品内容
| 要旨 |
林首相は、戦前から台湾自治を求めて、台湾議会設置請願運動を行ってきた活動家だ。ついには日本帝国議会でも請願の演説を行い、万雷の拍手を送られたこともある。だが、四五年。アメリカ政府から彼に渡された国は、琉球台湾連邦という、いびつなものだった。日本軍国主義を潰せばアジアでの問題は消滅する。広大な中国市場は、待ち焦がれていたアメリカと熱く抱き合うだろう、などと考えている連中。その夢見がちなニューディーラー達が支えるアメリカ民主党政権は、この地域の複雑性などまったく理解していない。彼らは、“ジェネラリッシモ”蒋介石が、沖縄を大琉球、台湾を小球琉と呼んでいた明代の故事を持ち出すと、あっさりとその島々の所有権を中国に認めた。そしていかにもアメリカらしく、沖縄と台湾をまず“民主的に統合”して、近代国家とし、中国にプレゼントすることにしたのだ。 |
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