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イノチノウチガワ X線写真で見る生き物の世界

出版社名 実業之日本社
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-408-65016-6
4-408-65016-1
税込価格 2,860円
頁数・縦 127P 26cm

商品内容

要旨

生命の不思議と魅力を内側からのぞく。クルマエビ/トンボ/チョウ/ウナギ/タツノオトシゴ/アマガエル/カモ/コウモリ/モグラ/キツネなど全52種の生き物たちの美しいX線写真を紹介。

目次

節足動物と軟体動物
魚類
両生類
爬虫類
鳥類
哺乳類

出版社・メーカーコメント

X線写真で生き物にせまる科学とアートの融合。軽快な文章とともに、おとなも子どもも生き物の「中」を一緒に覗いてみませんか。

著者紹介

スクッテン,ヤン・パウル (スクッテン,ヤンパウル)   Schutten,Jan Paul
オランダの児童文学作家。ノンフィクションの名手として知られる。金の石筆賞(オランダで最も権威ある児童文学賞)を2回受賞。そのほか多くの賞を受賞している。金の石筆賞受賞作の1つであるHet raadsel van alles wat leeft(2014年、仮題「生命の謎」)は、伝統あるNienke van Hichtum賞を受賞。英語、中国語、仏語、独語、スペイン語に翻訳されている
ファン・ト・リート,アリー (ファントリート,アリー)   van’t Riet,Arie
オランダの元放射線物理学者。デルフト工科大学で放射線物理学を学び、博士号を取得。X線を使用した撮影で動植物の姿を捉え、意図せずしてアーティストとなる。発端は、絵を描く友人から作品をX線で撮ってほしいと頼まれたこと。結果を見て、この手法を何かクリエイティブなことに活用できないかと考える。植物や動物の世界を撮影してみると、案の定、興味深い画像となり、さらに色彩を加えると、シルクペーパーの上にインクで描いた繊細な絵画のようになった。本人はこうした作品を「バイオラマ」と呼んでいる
野坂 悦子 (ノザカ エツコ)  
翻訳家、作家。東京都生まれ。1989年にオランダの絵本『レナレナ』(2019年朔北社より復刊)の翻訳でデビュー。訳書は100点以上。2022年、エルス・ペルフロムの代表作『どんぐり喰い』(福音館書店)で日本翻訳家協会が選ぶ翻訳特別賞を受賞
薬袋 洋子 (ミナイ ヨウコ)  
翻訳会社勤務。東京都生まれ。オランダの自由闊達な雰囲気と、社会問題への実践的な取り組み姿勢に魅了される。様々な業界(自動車、医療機器、多言語翻訳)で、通訳・翻訳に限らず幅広く従事。2011年に事務全般をサポートする業務委託サービスを在蘭日系企業向けに提供する会社を設立。2017年に日本に帰国後、翻訳会社に勤務。2018年1月、同社日本支店の代表に着任
今泉 忠明 (イマイズミ タダアキ)  
動物学者。東京都生まれ。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省(現文部科学省)の国際生物学事業計画(IBP)調査、環境庁(現環境省)イリオモテヤマネコの生態調査などに参加する。トウホクノウサギやニホンカワウソの生態、富士山の動物相、トガリネズミをはじめとする小型哺乳類の生態、行動などを調査している。上野動物園の動物解説員を経て、「ねこの博物館」(静岡県伊東市)館長。著書も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)