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京都「地理・地名・地図」の謎

増補改訂版

じっぴコンパクト新書 412

出版社名 実業之日本社
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-408-65101-9
4-408-65101-X
税込価格 1,100円
頁数・縦 199P 18cm
シリーズ名 京都「地理・地名・地図」の謎

商品内容

要旨

「京都にも奈良や鎌倉に負けない巨大な大仏が…」「河原院には、光源氏のモデルと言われた男の幽霊がいまもさ迷う?」「京都の『天使突抜』という地名は、秀吉の『強引さ』から生まれた!?」「大文字の“大”の字は国土地理院の地図にも載っている」…など、京都の地理や地名、地図に隠された、意外な歴史の数々を収録!観光するだけではわからない、住んでいる人もびっくりの知的好奇心をくすぐる一冊。

目次

第1章 不思議地図―京都の謎を歩く(地図の右側に「左京区」 左側に「右京区」がある不思議
京都独特の住所のあらわし方 「上ル」「下ル」「東入ル」「西入ル」ってなに? ほか)
第2章 新名所案内―ガイドブックに載らないもうひとつの京都(古都の情緒あふれる祇園で桜のライトアップが問題に!?
伏見稲荷大社に異変が?外国人観光客が激増したわけ ほか)
第3章 魔界案内―京都ミステリースポットをめぐる(“鳥辺野”人々の亡骸が野ざらしにされた葬地
“養源院”手形や体の形の血痕が天井に浮き上がる ほか)
第4章 珍名・奇名―ユニーク地名のルーツをさぐる(今も地名に残る「口」とは何を指しているのか?“京の七口”
天使を突き抜けてしまう?なんとも大胆な地名“天使突抜” ほか)
第5章 歴史地図―都誕生の陰に“地の利”あり(日本三景のひとつ「天橋立」の建設日数はなんと三五〇〇年!
琵琶湖に次ぐ大きさ かつて京都に巨大な湖が存在した? ほか)

出版社・メーカーコメント

古代から現代まで地理や地名、地図に隠された京都の意外な歴史を紹介。ただ観光するだけではわからない京都の雑学ネタが満載!

著者紹介

井上 満郎 (イノウエ ミツオ)  
1940年、京都市生まれ。京都大学文学部史学科卒業。京都大学大学院文学研究科国史学専攻修士課程修了。専攻は日本古代史。渡来人・渡来文化や、平安京について文献史料や考古資料を分析し、庶民の生活文化の観点から実像に迫る研究を続ける。京都市歴史資料館館長、京都市埋蔵文化財研究所所長、高麗美術館館長を務める。京都産業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)