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ヤバい絵 狂気と創造−死ぬまでに観るべき日本の名画

出版社名 実業之日本社
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-408-65119-4
4-408-65119-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 221P 19cm

商品内容

要旨

死ぬまでに観るべき日本の名画。若冲、蘆雪、北斎…彼らはなぜ、描かずにはいられなかったのか?江戸の天才絵師たちの“生み出す力”の正体。

目次

長沢蘆雪「幽魂の図」「幽霊図」 才能を妬まれ謎の死を遂げた絵師
伊藤若冲「雪中近鶏図」動植綵絵の一幅 驚異の集中力
葛飾北斎「八方睨み鳳凰図」 死ぬ直前まで描き続けた狂気の絵師
河鍋暁斎「処刑場跡描絵羽織」 絵で人々の心を照らそうとした男
酒井抱一「白蓮図」 遊び人を装う寂寥の絵師
曾我蕭白「山水図」 無頼を装った孤独な苦労人
喜多川歌麿「歌まくら」 謎の反骨絵師
俵屋宗達「牛図」 成り上がり
尾形光琳「紅白梅図〓風」 放蕩の果てに才能を開花させた男
歌川広重「江戸近郊八景 玉川秋月」 不幸によって感性が磨かれた絵師
狩野山雪「老梅図襖」 才能を恐れられた絵師
岩佐又兵衛「山中常盤物語絵巻」 戦国乱世を生き延びる
番外編 蔦屋重三郎 危険を冒して写楽を世に出した男

出版社・メーカーコメント

北斎、若冲、写楽……彼らはなぜ描かずにはいられなかったのか?死ぬまでに見るべき名画はどのように誕生したのか?江戸の天才絵師たちの「生み出す力」の正体とは−−−世界的評価も高い江戸の天才絵師たちだが、日本においても彼らがどんな生涯を送ったのか、どのような背景で作品を描いていたのかといったところまではあまり知られていない。【登場予定絵師】長沢蘆雪伊藤若冲葛飾北斎歌川広重喜多川歌麿河鍋暁斎曾我蕭白尾形光琳酒井抱一俵屋宗達英一蝶東洲斎写楽【番外編】蔦屋重三郎

著者紹介

定家 菜穂子 (サダイエ ナオコ)  
日本美術&クリスタルギャラリーapiaオーナー。京都市在住。京都ノートルダム女子大学文学部英語英文科卒業、同志社大学文学部国文学科卒業。収集歴20年、若冲、応挙、蕭白、蘆雪、琳派など、近世絵画の真贋の見極めができる。本書が初の著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)