書店レビュー
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全編スープ作りの本です。
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- ひまわり・こども (福岡県京都郡みやこ町)
「作るべきようにして作られたつゆものは、一口飲んで、肩がほぐれるようにほっとするもの」と序文に書かれていますが、じっくりゆっくり、こころを込めてきちんと作るスープの本。著者は、料理研究家の辰巳芳子さんです。若い頃に重い病におちいり、料理研究家だった母親の作ってもらった食事に命を救われ、その後、本人も料理研究家になり、年老いた父親の闘病生活を手作りスープで支えた、という経験を礎にこの本は書かれています。一番だし汁、煮干しだし汁、しいたけ汁、お味噌汁、ちょっと難しいけれどとっても美味しそうなエビ、百合根、ぎんなんなどを使った「えび飛龍頭のお椀」などのの和のお汁から、じっくりタマネギを炒めて作るポタージュ各種やカレーチャウダーや豆スープなどの洋のスープまで、基本をしっかりおさえた心尽くしのスープレシピの並んだ、本です。今年のこの夏は人類史(気象庁観測史上ではありません、人類史、です)の中でも稀に見る異常な夏だったとか。そしてこの暑さはなんと10月まで続くかも知れないと言われています。ちょうどもう体もクタクタになっている頃。胃腸もくたびれていることでしょう。そんなとき、あなた自身のため、愛する
(2014年3月31日)
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商品内容
要旨 |
読者の方々は、おつゆもの、スープの作り方を個々別々の処方として学ばれずに、法則的解説で、調理ができるはず。本書の処方は、多人数のスープ教室を六年間続けるという練習量の中で、改良安定させたもの。本書の最大の特長である。 |
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目次 |
和の汁もの、おつゆ(煎汁 |
おすすめコメント
本当に良い本というのは、ちょっとくらい時間が経っても関係ないんですよね。本書は、6年間続けたスープ教室の経験を基にスープのつくり方の本質に迫った良書です。
出版社・メーカーコメント
離乳食に始まり人生最期の時まで私たちを支えてくれるスープこそ、家庭料理のとりで。自身の介護体験と和洋の料理研究の果てに築き上げたスープ、汁物のすべてを、懇切丁寧にお教えします。