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ヘイト・スピーチの法的研究

出版社名 法律文化社
出版年月 2014年9月
ISBNコード 978-4-589-03618-6
4-589-03618-5
税込価格 3,080円
頁数・縦 186P 21cm

商品内容

要旨

「差別的表現」と「ヘイト・スピーチ」は同列に扱ってよいのか?ヘイト・スピーチ規制の法的可能性を理性的・公共的に問う。

目次

第1部 日本におけるヘイト・スピーチ(ヘイト・スピーチとレイシズムの関係性―なぜ、今それを問わねばならないのか
新保守運動とヘイト・スピーチ
ヘイト・スピーチとその被害)
第2部 表現の自由とヘイト・スピーチ(表現の自由とは何か―或いはヘイト・スピーチについて
表現の自由の限界
言論規制消極論の意義と課題)
第3部 ヘイト・スピーチに対する刑事規制(刑法における表現の自由の限界―ヘイト・スピーチの明確性と歴史性との関係
名誉に対する罪によるヘイト・スピーチ規制の可能性―ヘイト・スピーチの構造性を問うべき次元
ヘイト・スピーチ規制の意義と特殊性
ヘイト・スピーチに対する処罰の可能性)

出版社・メーカーコメント

あふれるヘイト本に、嫌悪感を覚えるような差別表現…。「表現の自由」はどこまで認められるのか。憎悪表現の本質を明らかにし、憲法学・刑法学の面から法的規制の是非を問う。議論に不可欠な視点を提供し、今後の立法論に大きな一石を投じる。

著者紹介

金 尚均 (キム サンギュン)  
1967年生。立命館大学大学院法学研究科博士後期課程中退。現在、龍谷大学大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)