• 本

越境する平和学 アジアにおける共生と和解

出版社名 法律文化社
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-589-04031-2
4-589-04031-X
税込価格 2,860円
頁数・縦 215P 21cm

商品内容

要旨

本書の内容:第1部:現場から平和学の新しい方法論を模索する。第2部:日本という空間の内なる越境と共生に焦点を当てる。第3部:いかに平和の主体になりうるか、アプローチを問う。安田菜津紀氏(フォトジャーナリスト)と編著者との対談。

目次

新しい平和学の模索―日本平和学会の動向をふまえて
第1部 現場から考える平和学の方法(なぜ越境、共生、そして和解なのか?
分析の視点と方法―現場の多様性を把握するアクション・リサーチ
越境・共生・和解の「見える化」―問題の発見とドキュメンタリー制作)
第2部 平和への視座(都市における多文化と共生、そして境界―新大久保の「街歩き」
平和の担い手としての越境人を育てる―在日コリアンの生の軌跡、アイデンティティ形成から考える価値としての越境)
第3部 平和へのアプローチ(歴史認識と和解―中国人サバイバーの戦争の記憶を聴く
平和を創る主体の育成―埼玉県蕨駅周辺での「フィールドを歩く」行為を通して
映像平和学への挑戦―カレン難民の越境と共生を考える)
対談 平和のための私の役割(安田菜津紀×金敬黙)

著者紹介

金 敬黙 (キム ギョンムク)  
早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)