契約における「交渉力」格差の意義 アメリカの非良心性法理からの示唆
出版社名 | 法律文化社 |
---|---|
出版年月 | 2023年5月 |
ISBNコード |
978-4-589-04274-3
(4-589-04274-6) |
税込価格 | 6,490円 |
頁数・縦 | 274P 22cm |
商品内容
要旨 |
「契約自由」の規制根拠を探究する。契約自由の原則があるにもかかわらず、契約当事者間の合意によって成立した契約内容を事後的に司法が介入して無効としうる「例外」とはどのような場合なのか。本書は、これをアメリカ契約法の非良心性法理を通して検討し、この法理の適用を左右するのが「バーゲニング・パワーの不均衡」と呼ばれる概念であることを示す。さらに、この議論を整理しつつ、日本法における「交渉力の格差」概念の再評価・再定義を行う。 |
---|---|
目次 |
序章 アメリカの非良心性法理と「交渉力の格差」―本書の問題意識と目的 |