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越境するデータと法 サイバー捜査と個人情報保護を考える

出版社名 法律文化社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-589-04287-3
4-589-04287-8
税込価格 5,940円
頁数・縦 372P 21cm

商品内容

要旨

個人情報を含む、電磁的記録を保管した記録媒体が外国に所在している場合に、国家機関は、これを取得し、捜査等に用いることができるか。国際法、憲法、個人情報保護法、刑法、刑事訴訟法など各分野の第一線で活躍する執筆陣が考察。

目次

第1部 “座談会”越境捜索を問う(サイバー捜査と個人情報をめぐる法環境の近未来):第2部 世界の越境捜索とその規律(欧州―EUとCoEの新たな電子的証拠の収集ルール
ドイツ―オンライン捜索およびリモートアクセス
韓国―越境捜索をめぐる大法院判決の動向
中国―データ主権原則と越境捜索
米国―越境捜索とCLOUD法)
第3部 越境捜索と令和3年最高裁決定(総論
刑事弁護実務の観点から―データ証拠の収集行為を統制し得ない現行刑訴法の限界
国際法学の観点から―越境リモートアクセス捜査の評価
刑事訴訟法学の観点から―令和3年最高裁決定の論理を検討する
個人情報保護法の観点から―個人情報保護法制と越境捜索
憲法学の観点から―主権侵害の違法性と憲法秩序)
第4部 データ駆動型捜査と個人情報収集の規律(データ法・総論
遠隔捜索とデジタル・フォレンジック ほか)

著者紹介

指宿 信 (イブスキ マコト)  
成城大学法学部教授
板倉 陽一郎 (イタクラ ヨウイチロウ)  
ひかり総合法律事務所弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)