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最強の系譜 プロレス史百花繚乱

出版社名 新紀元社
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-7753-1759-4
4-7753-1759-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 495P 21cm

商品内容

要旨

テーズ、ゴッチ、ホッジ、ロビンソン、そしてボック…。プロレス史を彩る強豪たちの軌跡。欧州を中心とした強豪レスラーたちのエピソード満載。

目次

ベルギーのカレル・イスタス―カール・ゴッチの欧州時代
ウィガンにあった黒い小屋―“蛇の穴”ビリー・ライリージムの実像
危険で野蛮なレスリング―キャッチ・アズ・キャッチ・キャンの起源
JIU‐JITSUは果たして敵なのか?―日本柔術とキャッチ・アズ・キャッチ・キャンの遭遇
ゴッチが勝てなかった男―伝説の強豪バート・アシラティ評伝
『イスタス』から『ゴッチ』へ―カール・ゴッチ アメリカ時代の足跡
カール・ゴッチが出会ったアメリカン・キャッチの偉人たち―オールド・シューター発掘
史上最強の三大フッカー―ゴッチとテーズ、ロビンソンの複雑な関係
ふたつのリスト―テーズとゴッチ、それぞれの最強レスラー論
20世紀のパンクラティスト―ダニー・ホッジ回想録
世界各国の戦前レスリング稀覯本
恐怖のトルコ人―コジャ・ユーソフとトルコレスリング
戦前の英国プロレス盛衰記―「白紙の20年」とオールイン・レスリング
大河に抗わず―前座レスラー長沢秀幸の人生
『ゴッチ教室』の全貌―指導者カール・ゴッチの原点
もうひとりの“ゴッチの息子”独白―ジョー・マレンコインタビュー
盟友アントニオ猪木とともに―琴音隆裕インタビュー
木村政彦のプロレス洋行記―知られざる戦いの足跡
30年の沈黙を破り、あの“墓掘人”が甦る―ローラン・ボックインタビュー
『イノキ・ヨーロッパ・ツアー』の全貌―猪木のロマンとボックの野望
ダイナマイト・キッドとシュート・レスリング―爆弾小僧の創生期
ウィガンからのメッセージ―ロイ・ウッドインタビュー
怪物たちの述懐―ザ・モンスターマン&ザ・ランバージャックインタビュー

おすすめコメント

テーズ、ゴッチ、ホッジ、ロビンソン、そしてボック……。プロレス・ファンの間で語り継がれる伝説の強豪レスラーたち。本書は長年にわたり格闘技史研究を続けている著者が、彼らの真の強さを探求した評論集です。特に1978年にドイツ・シュツットガルトでアントニオ猪木と死闘を繰り広げその後、長い間、沈黙を守り続けたローラン・ボックのロングインタビューや、1977年、78年にアントニオ猪木や坂口征二と異種格闘技戦を行ったザ・モンスターマンのインタビューなど、これまであまりプロレス・マスコミに登場しなかった選手の証言も収録。昭和プロレスファンには必読の内容となっています。

著者紹介

那嵯 涼介 (ナサ リョウスケ)  
格闘技史研究家。ライター。1965年、埼玉県出身。本名非公開。2008年、『Gスピリッツ』誌に「Uの源流を探る―カール・ゴッチとキャッチ・アズ・キャッチ・キャン」を寄稿、ライターとしてのデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)