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たたらの実像をさぐる山陰の製鉄遺跡

シリーズ「遺跡を学ぶ」 157

出版社名 新泉社
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-7877-2137-2
4-7877-2137-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

日本の鉄は、明治時代初期まで九割以上が中国地方で生産されていた。神秘的な鉄づくり、日本刀の材料となる玉鋼づくりという、たたらの画一的なイメージを超えるその実像を発掘調査と操業当時の記録から明らかにしていく。

目次

第1章 金属学者たたらを歩く
第2章 砂鉄の採取―砥波上鉄穴
第3章 中国山地のたたら―都合山鈩・砥波鈩
第4章 山陰沿岸部のたたら―価谷鈩
第5章 たたらの実像
第6章 たたらを活かした地域づくり

著者紹介

角田 徳幸 (カクダ ノリユキ)  
1962年広島県生まれ。島根大学文学専攻科修了。博士(文学)。島根県教育庁文化財課、島根県立古代出雲歴史博物館、島根県埋蔵文化財調査センターなどをへて、現在、島根県古代文化センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)