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仏教の救い アジャセ王の帰仏に学ぶ 4

出版社名 北國新聞社出版局
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-8330-2086-2
4-8330-2086-6
税込価格 1,100円
頁数・縦 102P 21cm
シリーズ名 仏教の救い

商品内容

目次

第10講 アジャセの回心(上)‐無根の信―毒樹のような私から、香木の芽が吹いた(私に生じるはずのない信が生じた
治らない3つの病、五逆、謗法、闡提
道を求める心が断たれている「一闡提」 ほか)
第11講 アジャセの回心(中)‐回心の体験は―行き詰った今、一念、一瞬、聞こえてくださる(「回心」は浄土真宗のさとり
ティリッヒの表現「信仰とは何でないか」
肯定的な表現は分かりやすいが、それまでのこと ほか)
第12講 アジャセの回心(下)‐新しい関係―自分を問う他者の存在が見えてくる(「もろもろの衆生のために」は横糸
救われるとは負の状態が改善されることではない
自我意識を立場とするな ほか)

出版社・メーカーコメント

真宗大谷派講師の池田勇諦師(三重県西恩寺前住職、同朋大名誉教授)が小松市で行っている仏教講座を収録しており、真宗の要についてわかりやすく語っています。仏典に説かれる古代インドの史実「王舎城の悲劇」を題材に、2014年から年1回刊行しています。第4巻には、小松市東町の勝光寺で昨年3回行われた講座が収録されています。父を殺(あや)めて王位に就き、後悔の念に悩むアジャゼが、釈迦の教えに触れることでどのような生き方の転換が起きたのか、救いとは何かについて説いています。シリーズは全5巻で完結の予定となっています。

著者紹介

池田 勇諦 (イケダ ユウタイ)  
1934(昭和9)年三重県桑名市に生まれる(父は小松市瀬領町出身)。東海同朋大学(現・同朋大学)仏教学部卒業。大谷大学大学院博士課程満期退学。同朋大学教授、同・学長を歴任して、現在は同朋大学名誉教授。真宗大谷派「講師」。三重教区・西恩寺前住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)