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ホラーの哲学 フィクションと感情をめぐるパラドックス

出版社名 フィルムアート社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-8459-1920-8
4-8459-1920-6
税込価格 3,520円
頁数・縦 489,8P 19cm

商品内容

要旨

吸血鬼、ゾンビ、人狼、悪魔憑き、人造人間、スペースモンスター、幽霊、その他の名もなき怪物たちが、なぜわたしたちの心を掴んで離さないのか分析美学の第一人者である著者が、フィクションの哲学、感情の哲学、ポピュラーカルチャー批評を駆使して、その不思議と魅力の解明に挑む!ホラーの哲学の古典、待望の邦訳。

目次

第1章 ホラーの本質(ホラーの定義
幻想の生物学とホラーイメージの構造 ほか)
第2章 形而上学とホラー、あるいはフィクションとの関わり(フィクションを怖がる―そのパラドックスとその解決

キャラクター同一化は必要か)
第3章 ホラーのプロット(ホラープロットのいくつかの特徴
ホラーとサスペンス ほか)
第4章 なぜホラーを求めるのか?(ホラーのパラドックス
ホラーとイデオロギー ほか)

著者紹介

キャロル,ノエル (キャロル,ノエル)   Carroll,No¨el
アメリカ合衆国の哲学者・美学者。1947年生まれ。ニューヨーク市立大学大学院卓越教授。元アメリカ美学会会長
高田 敦史 (タカダ アツシ)  
1982年生まれ。2008年東京大学総合文化研究科修士課程卒業。専門は、美学、特にフィクションの哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)