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歴史政治学とデモクラシー

出版社名 岩波書店
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-00-002536-2
4-00-002536-8
税込価格 6,380円
頁数・縦 334,8P 22cm

商品内容

要旨

ヨーロッパ政治史を研究してきた著者は、デモクラシーの正統性をめぐる問題とたえず向き合ってきた。ドイツ・ワイマール期の外相シュトレーゼマンを分析した一九六三年執筆の論文、連合政治やネオ・コーポラティズムなど新たな政治現象を理論的に考察した論文など、長年の研究成果にくわえ、討議デモクラシーの意義と可能性に光をあてた新稿を収載して、著者の歴史政治学研究の軌跡をたどる論文集。

目次

第1章 歴史の中の討議デモクラシー
第2章 連合政治の理論的諸問題
第3章 ネオ・コーポラティズムの理論と現実―団体の新しい政治機能
第4章 歴史政治学とS・ロッカン
第5章 メイヤーの歴史的政治経済学について―もう一つの歴史政治学
第6章 国内政治家としてのシュトレーゼマン―適応と不適応の間

出版社
商品紹介

歴史政治学に関する理論研究に、新しく討議デモクラシー論を加えて著者の学問を集大成する論文集。

著者紹介

篠原 一 (シノハラ ハジメ)  
1925年生まれ。1950年東京大学法学部卒業。東京大学教授、成蹊大学教授を経て、東京大学名誉教授。専攻、ヨーロッパ政治史、政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)