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一七世紀科学革命

ヨーロッパ史入門

出版社名 岩波書店
出版年月 2005年5月
ISBNコード 978-4-00-027095-3
4-00-027095-8
税込価格 2,860円
頁数・縦 169,66P 20cm

商品内容

要旨

ルネサンスや宗教改革と並んでヨーロッパ近代の幕開けを告げ、現代の科学技術文明の礎を築いた一七世紀科学革命。本書は、この自然に関する知識の巨大な構造変動を「革命」として理解することの意味から説き起こし、新たな機械論哲学が従来の自然観に代わって台頭した経緯を、当時の文化的社会的脈絡に着目する研究を踏まえて概観する。魔術や宗教との関係に加えて、政治やジェンダーとの関係など、近年のテーマにもふれながら、科学とは何かをその成立現場に遡って考えるための手がかりを与える。

目次

第1章 科学革命と科学史の記述
第2章 ルネサンスと革命
第3章 科学的方法
第4章 魔術と近代科学の起源
第5章 機械論哲学
第6章 宗教と科学
第7章 科学と文化―より広い視点から
第8章 結論

出版社
商品紹介

自然認識の構造変動を「革命」と捉える意味を考察し、近代科学形成の社会的・文化的・知的要因を概観する。

著者紹介

ヘンリー,ジョン (ヘンリー,ジョン)   Henry,John
イギリス、エディンバラ大学助教授(Reader)
東 慎一郎 (ヒガシ シンイチロウ)  
1971年生まれ。科学史・科学思想史。東海大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)