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食虫植物 進化の迷宮をゆく

岩波科学ライブラリー 310

出版社名 岩波書店
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-00-029710-3
4-00-029710-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 164P 図版16P 19cm

商品内容

要旨

植物なのに肉食なんて!しかしその特殊能力のわりに、食虫植物はいつだってマイナーな存在だ。その深い深い理由とは。えっ、ベジタリアンもいるの?あの妙な形や「胃腸」はどこから…?ウツボカズラから食虫木まで何でもござれ。気鋭の研究者の道案内で、謎に満ちた進化の迷宮を探険し、その妖しい魅力に心ゆくまで囚われよう。

目次

1 食虫植物とはなにか?―当落線上にそよぐ食虫木
2 食虫植物の猟具
3 食虫植物の偏食―虫食う草も好き好き
4 食虫植物の葛藤
5 それでも虫を食べる意味とは?
6 食虫植物はなぜ「似てしまう」のか
7 複雑精緻な進化の謎
8 食虫植物のゆくえ

出版社・メーカーコメント

植物なのに肉食なんて! しかしその特殊能力のわりに、食虫植物はいつだってマイナーな存在だ。その深い深い理由とは。ベジタリアンもいるの? あの妙な形や「胃腸」はどこから……? ウツボカズラから食虫木まで何でもござれ。気鋭の研究者の道案内で、謎に満ちた進化の迷宮を探険し、その妖しい魅力に心ゆくまで囚われよう。

著者紹介

福島 健児 (フクシマ ケンジ)  
1987年福岡県大牟田市生まれ。2015年総合研究大学院大学博士課程修了。博士(理学)。コロラド大学研究員などを経て、現在はヴュルツブルク大学植物学科1グループリーダー。専門は進化生物学、植物科学、ゲノム科学、生命情報科学など、食虫植物の研究に役立つさまざまな分野(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)