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日本の漢字

岩波新書 新赤版 991

出版社名 岩波書店
出版年月 2006年1月
ISBNコード 978-4-00-430991-8
4-00-430991-3
税込価格 946円
頁数・縦 225P 18cm

商品内容

要旨

誰にも読めない「幽霊文字」、特定の職業で使われる文字、個人が造った漢字…。中国から取り入れた漢字を日本語として使いこなすための試行錯誤の中から生まれてきた、驚くほど多様な文字の世界を紹介する。意味、用法から字画に至るまで柔軟に変容をとげた「日本の漢字」の歴史から、日本語表記の豊かさを支えてきたものが見えてくる。

目次

第1章 漢字を受け入れる―日本の多様な文字体系
第2章 「圓」から「円」へ―俗字・国字の誕生
第3章 よく見る漢字
第4章 文字から見える社会
第5章 地名と漢字
第6章 一人だけの文字
第7章 日本人のための漢字とは

おすすめコメント

中国から取り入れた漢字を日本語として使いこなすための試行錯誤から生まれてきた、驚くほど柔軟で多様な文字の世界を紹介する。

著者紹介

笹原 宏之 (ササハラ ヒロユキ)  
1965年東京生まれ。1993年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。博士(文学)。専攻は日本語学(文字・表記)。早稲田大学社会科学総合学術院助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)