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夏目漱石

岩波新書 新赤版 1631

出版社名 岩波書店
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-00-431631-2
4-00-431631-6
税込価格 1,232円
頁数・縦 300P 18cm

商品内容

要旨

結局のところ、人間とはわからないものである。しかし、それでもなお、人間とはわかるものである―。漱石の作品はわれわれにそう語りかけているのかも知れない。深い孤独と明暗を心にかかえ、小説という仮構を通して人間なるものを追究する。作家・夏目漱石(慶応三年‐大正五年)の生涯をえがく評伝。

目次

不安定な育ち
子規との交友
松山と熊本
ロンドンの孤独
作家への道
小説記者となる
『三四郎』まで
『それから』の前後
修善寺の大患
講演の旅に出る
心の奥底を探る
生きている過去
『道草』から『明暗』へ
明暗のかなた
晩年の漱石とその周辺

おすすめコメント

孤独と明暗を心にかかえ、小説を通して人間なるものを追究する。作家・夏目漱石の生涯をえがく評伝。

著者紹介

十川 信介 (トガワ シンスケ)  
1936年北海道生まれ。1966年京都大学大学院博士課程修了。現在、学習院大学名誉教授、日本近代文学館顧問。専攻は近代日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)