Dr.カキゾエ歩く処方箋
| 出版社名 | 朝日新聞出版 |
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| 出版年月 | 2024年9月 |
| ISBNコード |
978-4-02-252000-5
(4-02-252000-0) |
| 税込価格 | 1,980円 |
| 頁数・縦 | 221P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
人は苦しみの中から、つらさの中から立ち上がる。そのきっかけとなるのは、かすかな希望だ。どんな困難な状況にあっても、前を向き、日々よく生きようと、視線を上げて歩く人の肩に、そっと天使の羽毛のごとく、希望が降り立つ―。映画「Dr.カキゾエ歩く処方箋」撮影の裏舞台も明かしつつ、東日本大震災の被災地を歩きながら沈思黙考した6つの論を併せて綴る、心温まる旅の記録。 |
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| 目次 |
第1章 八戸から釜石まで |



出版社・メーカーコメント
がん治療の医師として、自らもがんサバイバーとして、がんで妻を亡くした遺族として、あらゆるがんの局面を知る著者は、これまで全国各地を訪れてがん経験者、がんで親族を亡くした人々を励ましてきた。 2023年3月、青森県八戸から福島県相馬まで、延べ1000キロ踏破の旅に出た。80歳を超えた著者が最後のウォークとしてこの地を選んだのは、「がんで足をすくわれた人、津波で足をすくわれた人は同じではないか?」という思いからだった。 旅を始めようとした矢先、思いがけず、ドキュメンタリー映画を撮らせてほしいとの連絡が入った。三陸海岸沿いのトレイルを一歩ずつたどる旅。各地で出会った被災者、がんサバイバーから生きる力をもらったという著者。震災から12年を経てなお、各地に残る震災の爪跡や復興途上の姿に何を感じたか。詳細な記録と率直な思いにあふれた旅の記録から、人間のレジリエンス力を感じ取る。 高齢者が自宅で実践できる著者のトレーニング法など単身老後の日々の備えも明かす。