手話だからいえること泣いた青鬼の謎
出版社名 | 偕成社 |
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出版年月 | 2024年1月 |
ISBNコード |
978-4-03-635540-2
(4-03-635540-6) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 165P 19cm |
商品内容
要旨 |
わけあって手話で会話する美和と英知、異色のストーリー第二弾!大好きだった友だち英知がひっこしてしまったあと、美和は話したいことを手紙に書いていた。床屋さんにある、止まったままの時計のこと、もうすぐ生まれる赤ちゃんのこと、本当のお父さんのこと…英知からの返事にはいつも絵があった。 |
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出版社・メーカーコメント
『デフ・ヴォイス〜法廷の手話通訳士』で話題をさらった丸山正樹氏、初めての児童書『水まきジイサンと図書館の王女さま』に続く第2弾。コーダである手話通訳士の再婚相手の子ども、美和が主人公。美和の仲良しの英知は、前作最後で引っ越し、転校してしまった。場面緘黙症の英知とは手話で会話をしていた美和は、転校後は手紙でやりとりを始める。美和には妹ができ、ほんとうのお父さんではないアラチャンをなんと呼べばいいか考えているうちに、いろいろと悩み始める。一方いつもいく床屋さんで止まったままの大きな掛け時計が気になり、英知との手紙のやりとりのなか、全てが微妙にからみあっていく。手話でのコミュニケーションの重要性への理解も深まり、子どもたちに向けて知ってほしいテーマがさりげなく盛り込まれた作品。巻末に手話の説明付き。