まっしょうめん! 〔4〕
木刀の重み
偕成社ノベルフリーク
出版社名 | 偕成社 |
---|---|
出版年月 | 2022年3月 |
ISBNコード |
978-4-03-649180-3
(4-03-649180-6) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 199P 19cm |
シリーズ名 | まっしょうめん! |
商品内容
要旨 |
剣道初心者・成美は級審査を受けることになった。審査にむけて、木刀での練習をはじめるが、道場仲間の太一と、学校の発表会でも剣道を見せることに。一方、太一のクラスメイト高木も、いっしょに練習をするようになる。相手をちゃんと見ることが、自分を見つめることにつながるシリーズ第四弾!小学校高学年から。 |
---|
出版社・メーカーコメント
さわぐ必要なんかないのに、とわたしは思う。すこしもこわくない。剣道初心者・成美は、初の級審査を受けることになる。審査にむけて、木刀での練習をはじめるが、道場仲間の太一と、学校の発表会でも剣道を披露することに。一方、太一のクラスメイト高木は、サッカー部の仲間とうまくいっていないようで、発表会のために、成美と太一といっしょに、木刀の稽古をするようになる。相手にむかいあうこと、自分にむかいあうことを描く剣道小説第4弾!::::::::::::::::::::「ボクトウ? ケンドウキホンワザ?」 わたしが首をかしげていると、監督は立ちあがって、道場のおくの物置にいった。もどってきた監督の手には、木でできた刀がにぎられていた。「これが木刀だ。」 わたしは監督から木刀をうけとった。おお、両手にずっしりくる。木を刀の形にけずったもので、にぎりの部分には「北島」と監督の名前がほってあった。全体があめ色をして、つやつやと光っている。(本文より)