黒の皇子
出版社名 | 偕成社 |
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出版年月 | 2023年7月 |
ISBNコード |
978-4-03-727360-6
(4-03-727360-8) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 221P 20cm |
商品内容
要旨 |
山で修業をつんだ“青の読み手”ノアは、めきめきと秘術の腕をあげていた。そんなおり、北の大国ザスーンで反乱が起こり、皇帝一家が殺されたとの急報が入る。ノアたちはこの政変の背後に、世界をほろぼすために復活するレトの存在を予感する。しかし、生き残りの皇子があらわれたことで、事態は一変した。『青の読み手』『紅の魔女』に続く一冊の本をめぐる長編ファンタジー第三弾。 |
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出版社・メーカーコメント
裏切者はだれだ?山で修行をつんだ<青の読み手>ノアは、めきめきと秘術の腕をあげていた。そんなおり、北の大国ザスーンで反乱が起こり、皇帝一家が殺されたとの一報が入る。ノアたちはこの政変の背後に、世界をほろぼすために復活するといわれたレトの存在を予感する。しかし、生き残りの皇子アレクセイがあらわれたことで、事態は一変する。『青の読み手』『紅の魔女』に続く1冊の本をめぐる長編ファンタジー第3弾。まるで目の前にいるように、アレクセイのつめたい息がノアの頬にかかった。アレクセイの黄色い瞳の中に、ノアのこわばった顔がうつっている。「おまえがレトか」と、ノアはうめいた。うすいくちびるをゆがませ、アレクセイはノアにいった。「わたしはサロモンの生まれ変わり。レトは、おまえだ。自分の名前を、まだ思いだせないのか?」(本文より)